SSD
SSDとは?
SSD(Solid State Drive)は、データをフラッシュメモリに保存するデータストレージデバイスです。従来のハードディスク(HDD)とは異なり、動く部分がないため、高速なデータアクセスが可能で、耐久性も高いのが特徴です。
SSDの特徴
- 高速: SSDはデータの読み書きが非常に速いです。これにより、起動時間の短縮やアプリケーションの応答速度の向上など、全体的なパフォーマンスが向上します。
- 耐久性: 機械的な動きがないため、衝撃に強く、長寿命です。
- 静音: HDDのような回転音やアクセス音がないため、静かに動作します。
- 低消費電力: HDDよりも消費電力が少ないため、ノートPCの場合はバッテリーの持ちが良くなることがあります。
SSDの種類
- SATA SSD: 従来のHDDと同じSATA接続を使用するSSD。価格が手頃で、大容量のものも多いですが、速度は最も遅いタイプです。
- NVMe SSD: PCIe接続を使用し、非常に高速なデータ転送が可能。主にM.2やU.2という形状で提供されています。
- mSATA SSD: 小型のSSDで、主にノートPCや小型デバイスに使用されます。
SSDの容量
容量に応じた保存できる量の目安となります。
容量 | 画像 | 動画 | 音楽 |
---|---|---|---|
128GB | 約19,000枚 | 約20時間 | 32,000曲 |
256GB | 約38,000枚 | 約40時間 | 64,000曲 |
512GB | 約76,000枚 | 約80時間 | 128,000曲 |
1TB | 約152,000枚 | 約160時間 | 256,000曲 |
2TB | 約304,000枚 | 約320時間 | 512,000曲 |
*1024MB=1GB , 1000GB=1TB
*画像:1800万画素(1枚あたり約6.1MB)、
*動画:フルHD(30分あたり約4,000MB)
*音楽:128Kbps(4分あたり約4MB)
保存するデータのギリギリの容量を選んでしまうと、後々動作が遅くなったり、足りなくなった場合は取替や外付けで対応する必要が出てくるため、余裕を持たせて選択しましょう。
SSDの選び方
- 容量: 使用するデータの量や用途に応じて選びます。OSや主要なアプリケーションをインストールするだけであれば、256GBや512GBでも十分ですが、大量のデータを保存する場合は1TB以上のものを選ぶと良いでしょう。
- 速度: NVMe SSDはSATA SSDよりも高速ですが、価格も高めです。用途に応じて選びましょう。
- 価格: 予算に合わせて選ぶことが大切です。ただし、安価なSSDは耐久性や速度が低い場合があるので、信頼性のあるブランドやモデルを選ぶことをおすすめします。
まとめ
SSDは、高速なデータアクセスと耐久性を持つデータストレージデバイスです。パソコンの性能向上や快適な使用感を得るために、HDDからSSDへのアップグレードは非常に効果的です。用途や予算に応じて、適切なSSDを選ぶことで、より良いコンピュータ体験を楽しむことができます。
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