ウイルス感染

パソコンのウイルスパソコンに感染するウイルスは多岐にわたり、それぞれ異なる挙動や影響を持ちます。以下に主なウイルスの種類、除去方法、および対策方法を説明します。


代表的なウイルスの種類


  • トロイの木馬 (Trojan Horse):有用なソフトウェアとして偽装し、ユーザーが実行することで感染します。秘密の情報を盗んだり、他のマルウェアをダウンロードすることが多いです。
  • ワーム (Worm):自己複製を行い、ネットワークを通じて他のコンピュータに感染します。
  • ランサムウェア (Ransomware):ユーザーのファイルやシステムを暗号化し、解除のための身代金を要求します。
  • スパイウェア (Spyware):ユーザーの活動を監視し、個人情報や秘密のデータを盗み取ります。
  • アドウェア (Adware):広告を強制的に表示し、ユーザーの閲覧活動を追跡します。


除去方法


  1. アンチウイルスソフトウェアの使用:信頼性のあるアンチウイルスソフトウェアをインストールし、定期的なスキャンを行い、検出されたウイルスやマルウェアを隔離・削除します。

  2. セーフモードでのスキャン:ウイルスが通常のモードでの削除を妨げる場合、セーフモードでコンピュータを起動し、アンチウイルスソフトウェアでスキャンを行います。

  3. システムの復元:ウイルス感染前の状態にシステムを復元することで、ウイルスを除去することができる場合があります。そのため、普段からバックアップを取る癖をつけておきましょう。


対策方法


  1. アンチウイルスソフトウェアの導入:常に最新のアンチウイルスソフトウェアを導入し、定期的にアップデートを行います。デメリットとしてはパソコン自体の動作が遅くなる場合があります。

  2. ソフトウェアのアップデート:OSやアプリケーションのセキュリティアップデートを定期的に行い、脆弱性を修正します。ウイルスは常に新しく生まれ変わります。そのため新しいアップデートのお知らせが来たらアップデートをしましょう。スマートフォンも同様です。

  3. 不審なメールやリンクを開かない:フィッシング詐欺やウイルスの感染源となるメールやリンクを開かないよう注意します。不要なメールから感染することが多いです。

  4. バックアップの定期実施:重要なデータは定期的にバックアップを取り、ランサムウェアなどの影響を最小限に抑えます。

  5. ファイアウォールの使用:ファイアウォールを有効にし、不正なネットワークアクセスをブロックしましょう。



そして、感染の疑いがある場合はネットから一度遮断することにより外部へのデータ流出は別のウイルス感染を抑えることに繋がります。
これらの対策を適切に行うことで、ウイルスやマルウェアの感染リスクを大幅に減少させることができます。
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